引越しや大掃除の時期になると不用品が大量に出てくるので、不用品回収を検討する方も多いでしょう。
不用品回収業者を利用する際は、できるだけ料金を抑えたいですよね。
この記事では、不用品回収の料金を安くする方法を解説していきます。
近々、大量の不用品を処分する予定のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
不用品回収で料金を安くする方法

では、具体的にどうすれば不用品回収を安くできるのでしょうか?
ここでは、不用品回収業者を安く利用できる方法を10個紹介していきます。
すぐに実践できる方法ばかりなので、不用品回収業者に依頼する際はぜひ試してみてください。
複数の業者で見積りをとる
不用品回収業者に依頼する時は、最低3社に見積もりをお願いすると良いでしょう。
複数の業者に見積もりをお願いすることによって、それらの業者の回収金額を比較することができます。
そのため、自分の予算に合った不用品回収業者を選ぶことが可能です。
値下げ交渉をする
少しでも料金を下げたい場合は、値下げ交渉をするのも効果的です。
特に、他社の見積もりを提示すると値下げがしやすくなるので、1つの業者に依頼する時は合わせて他の業者でも見積もりを取っておきましょう。
また、最初に見積もりをする時は、他社への依頼も検討していることを強調すると、値下げ交渉をできる場合があります。
平日や閑散期を狙って依頼する
休日や引っ越しシーズンは依頼が殺到し、不用品回収業者が繁忙期になるため、料金も高くなる傾向があります。
逆に、依頼する人が少ない平日や閑散期にお願いすると、費用を安く抑えることが可能です。
特に、生活が新しくなる春や大掃除がある年末は繁忙期になるので、それ以外の時期を狙って利用すると良いでしょう。
どうしても春や年末に依頼しなければいけない時は、1~2か月ほど前から予約しておく必要があります。
運搬作業を手伝う
複数人を要する不用品の回収を依頼する際は、作業を手伝うことによって人件費を抑えられる可能性があります。
時間短縮にもつながるので、体力に余裕がある方は作業を手伝うのも良いでしょう。
しかし、あまりにも重たいものや大きいものは無理せず、不用品回収業者の方に運んでもらうのが良いです。
不用品を1階や外に集める
不用品回収業者によっては、1階や外へ運ぶ際に追加料金がかかる場合があります。
そのため、見積もり段階で持ち運びに別途追加料金がかかることがわかった時は、事前に不用品を1階や外に集めておきましょう。
また、自分で集めることを不用品回収業者の人にきちんと伝えることも大切です。
事前に軽く不用品の分別を行う
不用品が大量にある場合は、できる限り不用品の分別をしておきましょう。
分別しておくと不用品回収業者の行う作業が減るため、人件費を下げられる可能性があります。
また、素材ごとに違う袋に入れておくと、不用品回収業者の人も作業がしやすいです。
買取りサービスを利用する
不用品の回収を依頼しつつ現金を受け取ることができる買取サービスを利用する方法もあります。
この方法であれば、お金がプラスになるので一番お得です。
自力で運べるものであればリサイクルショップに持ち込むのが一番簡単でしょう。
リサイクルショップであれば、その日のうちに現金化することができます。
ただし、不用品回収業者でも買取に対応している場合があるので、見積もり段階で事前に買取ができるものがあるか確認しておくと良いです。
間接業者を仲介しない
なるべく安く不用品回収業者に依頼するには、間接業者を挟まず業者に直接依頼することが大切です。
間接業者を仲介すると、手数料など余分な料金がかかってしまいます。
インターネットで口コミや評判の良い業者を見つけて、自分で直接依頼するようにしましょう。
オプションサービスを利用しない
不用品回収業者によっては、任意で追加できるオプションサービスを用意している場合があります。
例えば、解体費用や階数の高さは、オプションで対応している業者が多いです。
料金を安く抑えたい時は、このオプションサービスをなるべく利用しないようにしましょう。
可能なものは自治体の回収を利用する
自治体の回収を利用すれば、基本的に無料で処分をすることが可能です。
ただし、回収日の融通が利かなかったり、自分で持ち運んだりする必要があります。
また、粗大ゴミとして処分する場合は、粗大ゴミ処理手数料券を購入するなど処分費用がかかってきます。
処分費用は自治体によって異なるので、あらかじめ自分の住んでいる自治体のホームページで確認しておきましょう。
不用品回収業者にはさまざまな料金体系がある

不用品回収業者の料金体系は主に次の3つに分かれます。
・基本料金+品目別
・物量やトラック占有割合
・積み放題
それでは、それぞれの特徴について説明していきましょう。
基本料金+品目別
基本料金が設定されていて品目が追加されていくごとに金額が増えていく料金体系になります。
この料金体系は不用品が1品目の場合でも回収に来てくれるので、自治体に粗大ゴミとして処分することができなかったり、ゴミ処理センターに持ち込めなかったりする方に便利なプランです。
ただし、不用品の数が多いと料金がかなり高くなってしまうので注意しましょう。
また、業者によっては基本料金が設定されていないこともありますが、その場合は品目ごとの単価が高めに設定されていることが多いです。
物量やトラック占有割合
1つ1つの単価によってではなく、物量やトラックに載せた際の占有割合に金額が変わる料金体系になります。
そのため、重量に対してものが小さいものを回収してもらう場合におすすめです。
ただし、この料金体系は複数の依頼を同じトラックで受けることによって料金を安くするため、自分の近くの地域で依頼がないと利用できない可能性があります。
自分で回収日を設定できない場合もあるので、すぐに不用品を処分したい時は他の料金体系を選びましょう。
積み放題
指定したトラックに積み込めるのであれば、いくら積み込んでも金額が変わらない料金体系になります。
そのため、引っ越しや遺品整理など、とにかく大量の不用品が出る時におすすめです。
ただし、不用品が少ない場合は割高になってしまうので、粗大ゴミとして自治体に出したり、他の料金プランを検討したりするのが良いでしょう。
ちなみに、不用品回収業者の料金についてもっと詳しく知りたい方は、「不用品回収を依頼するのにいくらかかる?料金体系別に紹介」という記事を参考にしてください。
